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山口百恵について

山口百恵について書こうとすると全然文章にならない。
僕にとって書くという作業が左脳を使う作業だとすれば
山口百恵が入っているのは、あきらかに右脳で
うまくリンクできないのかもしれない。
ちなみに僕はリアルタイムの山口百恵を知りません。
僕がテレビで歌番組に興味を持ち始めた頃には、すでに百恵菩薩は引退しており、
テレビの中には明菜やチェッカーズがおりました。
でも僕は確か幼稚園の頃に、後の旦那三浦友和から山口百恵を奪うという夢を見てた気がするので、幼稚園児の頃から、本能的にDNAレベルでひかれてたのかもしれません。(まー恐ろしい)
んで、アイドル山口百恵について少し書きますが
山口百恵は13歳の時にオーディション番組で準優勝し、
14歳でデビュー「花の中三トリオ」として売り出します。
この頃の山口百恵の歌は、言葉を選らばず言うと、まあひどいです。
歌が下手とかじゃなくて、曲の歌詞がひどいんです。
「あなたが望むなら 私何をされてもいいわ」(青い果実)
「惜しくない 惜しくない あなたが望めば 何でも捨てる」(禁じられた遊び)
「あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ」(ひと夏の経験)
もうあれですよ。完全に大人の商売道具として、
14歳~15歳でこんな男に媚びた歌詞の曲を歌わされるわけです。
毎週歌番組で、おっさんが書いた、明らかに年齢不相応の歌を歌い続けるわけですから、相当つらかったことでしょう。
勝手に作られたアイドル山口百恵をたんたんと演じるわけなんです。
まあそういう時代ですよね。
それでどうにか我慢して売れた後
山口百恵にもある程度、事務所内での発言力が出てくるわけですが
そこで百恵菩薩は、ロックバンドの宇崎竜童に曲を書いてもらいたいと事務所にお願いします。その後、両者OKが出たことで、宇崎竜童が曲書き、宇崎竜童の奥さんの阿木燿子(当時はまだ奥さんじゃないのかな)が詩を書き、山口百恵が歌うという、伝説のタッグが結成されたのでしたー。
シングル「横須賀ストーリー」で成功を収め、
このタッグは今までの「大人が作った少女」山口百恵をがらりと覆し
「1人の女」山口百恵としての強さ、したたかさを全面に次々に曲を発表していきます。
「声が違う 年が違う 夢が違う ほくろが違う
ごめんね 去年の人と 又比べている」(イミテイション・ゴールド)
「気分次第で抱くだけ抱いて
女はいつも待ってるなんて
坊や いったい何を教わって来たの
私だって 私だって 疲れるわ」(プレイバックPart2)
「bye bye bye bye やってられないわ」(絶体絶命)
「傷つけられても、傷つけたくない
愛されるより、愛していたい
歌手の前に、人間でありたい
あなたの前で、女でありたい
あたしはもう二十歳・・・」(曼珠沙華-完全版での冒頭語り)
そして21歳で引退をするわけです・・・。
この当時、山口百恵よりかわいらしい子、歌の上手な子、大人びた子、
はっきりいって、山口百恵よりポテンシャルの高いアイドルは多くいましたが
伝説を作れたのは山口百恵だけでした。
人気絶頂で引退したから?それはあくまでも結果論であって、そうではありません。
山口百恵がアイドルとしての活動を続けながら、阿木燿子さんの言葉を借りアーティストとして自己表現し、当時類を見ない革新と成熟を遂げたからであります。
そして時代は山口百恵がいなくなった後の百恵像を、明菜に追わせてしまうのであります・・・

山口百恵 – イミテイション・ゴールド
アイユも、おっさんが勝手に作ったミニスカで純朴な少女アイユから脱却し、
いつの日かアーティストとして表現をしていって欲しいと思っとります。

コメント (6)
  1. k2atweb より:

    え!!
    あの曲は、明菜ちゃんのオリジナルだと思ってました…。そうだったのか…。
    慌てて百恵菩薩の情報をwikiで調べていると、色々分かって驚きました。
    私の中の百恵菩薩は、旧国鉄からのテーマソング、いい日旅立ちと、秋桜でしょうか。
    目の前の仕事に一生懸命なあいゆが、群ドルブームに沸く韓国芸能界を牽引するソロシンガーに育つ日が来たら、あいゆデビューから見つめてこられたすじ田師匠は感無量かと。

  2. すじ田 より:

    > K2姐さん
    今のKポ人気を支える大学生の親が、ちょうど百恵世代なんですよねー。
    この親子世代はアイドルに対し熱狂的であり、またアイドルを育てる力がある世代だと
    僕は勝手に決め付けておりますので、今のアイドルの中から伝説的な歌手が生まれるかもしれませんね~。
    意外とその牽引役がすじたんだったりして(いやーそれは・・・)
    いい日旅立ちと、秋桜はいい歌ですよねー。
    ただそれぞれ、谷村新司と、さだまさしのキャラが濃すぎて
    僕は逆に菩薩の曲の印象が薄くなってます(あらら)

  3. 1729 より:

    リアルタイムに菩薩を見てた世代からすると、初期菩薩の歌はちっとも酷くなかったですよ。
    優等生の昌子、いかにもアイドルな淳子と比べて、どこか影のある幸薄い印象の菩薩が歌ったのは、幼い少女の中にある大人も驚くような恋の衝動なのです。
    菩薩が持つ聖性のおかげで、これはいやらしい歌ではなく、乙女の精一杯の純情と受け止められたのですね。
    菩薩はもともとすごいオーラを持っていたと思いますが、これら背伸びした歌を歌うことで、大人の色気と言うか、オーラがより光り、竜童シリーズにつながっていきます。
    だから私はあまり竜童から急に変わったと思っておりませんのです。
    IUもぶりっこしてないで、もっとエロい歌でオーラを光らせ…(ひでぶっ!)

  4. すじ田 より:

    > 1729さん
    なるほどー。勉強になります(書き書き)
    菩薩の持つ聖性っていいですね~(^^)
    確かに、かわいい路線だけのアイドルって確実に壁にぶち当たるので
    菩薩が、早くから色気を取り入れた事は、その後の成熟に大きくプラスになっているんでしょうね~
    ちなみに僕の席横のグンペンヌナは、「百恵ちゃん?暗いわね。南沙織がいいわよ」と菩薩の話題には全く乗ってきません。(笑)

  5. 僕はすじ田さんと1729先生の間くらいの世代かと思うのですが、確かに曲云々よりも百恵さん本人のオーラがすごかったように思います。
    しかし、それを最大限に発揮できるようになったのは宇崎竜童、阿木耀子コンビと組んだことが大きいですね。
    本人の希望だったとは初めて知りました。(酒井さんでしたっけ、プロデューサーの仕事だと思ってました。)
    そう考えると自己プロデュース能力がすごいですね。
    引退して、何があっても姿をあらわさない現在に至るまで、プロデュースしているのでしょうか?

  6. すじ田 より:

    > ビーンボールさん
    おービーンボールさんも、生菩薩を見たことある世代なんですね。羨ましい。
    歌う時の凄みが違いますよね~。
    それこそ、たまたまアイドルの道に進みましたが、銀座のママや極妻になってたしても
    恐らくTOPに上り詰めたのではないかと思います。
    その後テレビに出ないのは彼女の性格ですかね。
    三浦百恵はいるけど、山口百恵はすでにこの世にいないんですよ。彼女の中では(^^)

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